■┓ 単語力がないから聞けないのウソ。
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cake

あなたはこの単語をもちろんご存知ですよね。

でも、こんな簡単な会話が聞き取れなかったとしたら。。

「I baked a cake.」

(某外資系に勤める山本さんのケース)

長年勉強してきた。TOEICリスニングは満点で、周囲からも相当なレベルだと思われている。
海外生活経験も長く当然勤務先では英語でコミュニケーションを取るのも多い状態。

でも、なにげない会話やつまらないことが聞き取れないことがある。

先日も、会社の同僚に「週末にケーキを焼いたんだけど」と、急話しかけられた時、
cakeが聞き取れず「kei, what?」と聞き返してしまい、けげんな表情をされてしまった。

映画の字幕を見ないよう努力しても結局目が離せなくなったり。。
英語を母国語とする子供に話しかけるのは、恐ろしくてなかなかできない。

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これってどこかおかしいですよね。

でも、英語には表と裏の2種類のリスニングがあるから当然のことなんです。

母音をしっかり発音させる建前的な表リスニングタイプ。
“that” だったら“ザッアットッ”と“ア”はっきり発音します。
日本人が得意な方式ですね。(笑)

日本語では母音が大きな役割を果たしていますから、“ザア”って感じで母音
を強調して発音しがちです。

これは日本語と日本人の脳の構造上当然のことなんです。

一方、英語は子音のことばです。

that でも“ズッ”て感じになる・・・(“ア”が入ってないでいでしょ!)

そもそもネイティブの人は母音を言語として認識する脳は持ち合わせていません。
だから、“ア”を軽くスキップさせて発音していきます。

このようにリスニングには「表と裏 」があるんです。
柳生一族に表と裏があるのと同じですネ。(笑)

そうすると、TOEICリスニングで満点をとっていても裏のリスニングにはそれほど精通
していません。だから、「リエゾン」なんかが厳しいネイティブ同士の会話やネイティブキッズ
の話ことばが聞き取れなかったりするわけですね。表のリスニングから裏のリスニング
にいくのは難しい。。

でも、その逆に裏リスニングから表リスニングへくのは楽勝です。

それは、マラソン選手などが高地の酸素が薄いところでトレーニングすると平地では
楽々走れるのと同じで原理ですね。

「ブリッジリスニング」や「ブリッジ100連発」などが役立つのはそのためなんです。

音の影が薄い生英語で耳に高負荷をかけて、普通の発音を聞き取りやすくしている
わけです。いわば“英語耳の高地トレーニング”です。

ですから、あなたには酸素(母音)の薄い、“裏リスニング”をお勧めするわけです。


■┓ 裏のリスニングの実際。
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このように裏のリスニングでは簡単な単語の羅列ほど英文字通りには発音されてい
ないので聞き取れない傾向にあります。

たとえば、、funny because が funny_c_use (ファニックス)みたいな形で連語
スキップされているんですね。cake でも “ク”が飛んで、“ケイ”って具合です。
これじゃ、いくら単語力を増やしても聞けてきませんよね。
「ファニックス?なんじゃそれゃっ。。」てことです。

ですから、今あるボキャボラリーの中での言葉をまずしっかり聞き取る、しかも
その変形パターンも聞き取る訓練が必要となってきます。

前述の「ファニックス」しても、蓋を開けてみればなんのことはない単語の羅列です。
このように、英字で見ればわかるのに聞き取れないという状態で単にボキャボラリー
を増やしていっても意味はありません。

それは単語力がないから聞けないというよりは・・・

リスニング不明な単語が出てきた場合、それが、知っているものなのか、
知らないものなのかの区別がつかないという点がもっとも問題なのです。


そして、実際聞けない単語のほとんどが実は既に知っている基本的な単語だったり
します。

つまり、“聞けない”のは単語力のせいではないんです。

それを、無意識の内に単語力がないからという理由にすりかえてしまっている点に問題
があるんです。


■┓ 単語を効率よく記憶する技。
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でも、そうはいっても新しい単語はどんどん記憶した方がいいに決まってます。

そのためにはある程度まとまったストーリー的な記事からリンクして覚えていくといった方法
がベストです。

一文だけでは足りません。それはある程度の量があるストーリーでないと頭の中に意味ある
ものとして残らないからです。そして、そこで使われた単語をその内容にリンクさせていきます。

ポイントは直接その単語を記憶するのではなく「ああ、あの話の中でこんな単語が出てきた
なあ〜」といったイメージで覚えていくことです。

そのようにしていけば再び同じ単語が出てくると「かなり気になる」ので、そこで改めて意味
をそれが使われた記事にさかのぼって確認しつつ、今度はその意味を覚えていくといった
2ステップで頭にいれていくわけです。

このようにして、最初から意味を覚えようとするのではなく、意味のあるストーリーとして頭の
中に残っている文書から単語へ結びつけていきます。

そのためには、まずその単語が使われている記事の内容を頭の中にいれてくこと。
「こんな記事のこんな場面でこんな単語が使われていた」というようなイメージです。

つまり、単語とその単語が使われていた話の内容をリンクさせるといった感じです。そして
実際にその単語がでてきたら、そのリンクされている話(英文)を引っ張り出し今度は正確
に意味づけを行っていくといった2ステップで覚えていきます。

それは単語そのもので覚えようとすると、価値のない情報として脳内では処理されてしまい
ますから記憶として定着しないからです。ですから、単語の意味を意識の上に浮かぶ直前
の状態にスタンバイさせておく。

そのために話の内容を意味のあるものとして頭にいれておき、そこから単語にリンクを張っ
ておく。そして、それをクリックすれば直ぐその単語の意味にたどり着くといったかたちにし
ておくわけです。

これを英字新聞でやってみても面白いかもしれません。ある社会面の興味ある記事とそこ
で使われた単語をリンクしておくわけです。それを過去にさかのぼってガンガンやっていく。
英文記事と日本語の対訳、そしてそこで使われている単語にラインを引いていくわけです。

そうして「そういえばあのトピックスで使われていた」と思い起こせるようにしておくんですね。

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